2021年も終わりにさしかかり、寒くなってきましたね。
お歳暮やクリスマス、年末年始など贈り物の多いこの時期に
ananが、大切な人に贈って楽しい、もらってうれしいアイテム・方法を紹介した
「あいうえおくりもの大百科」を掲載しました。(P59)
その中に、割れ・欠けた器を漆で修復する道具が全て揃った、当社の大人気商品である初心者のための金継ぎセット「つぐキット」がおすすめとして載りましたので、ご紹介させていただきます!
雑誌・本の方からお声をかけていただいて載るのは、とてもうれしいです^^
うつわ好きさんへ、金継ぎのキットを。
これからも、全くの素人さんでも失敗しないキットを作って
1人でも多くの人に楽しんでもらえるよう、がんばります!
そして、実はanan掲載よりもっと前から進めている企画を、こっそりご紹介します^^
金継ぎキットはプレゼントとして最適だと思っているので
これまでもギフトラッピングには力を入れてきたのですが
ラッピングの包装をフルリニューアルすることが決定しています!\٩( ‘ω’ )و /
11月上旬にはお披露目できるかと思いますので、もうしばらくお楽しみにお待ちください^^
ちなみに現在のプレゼント包装はこちらです♪↓
このラッピング、実は、プロのラッピング講師に師事し、
つぐつぐオリジナルの包み方を伝授いただいたものなのです。
包み方も、リボンの結び方も、贈り物として間違いのない形で行っています!!
大切なあの人へ、金継ぎという素晴らしい経験を、プレゼントしませんか?!
他の金継ぎキット・セットとの比較
金継ぎセットの代表として雑誌anan様に選んでいただいた、つぐキット。
実は今、金継ぎは大ブームなので
他にも金継ぎキットはいろいろ販売されています。
そんな中、つぐキットは、Amazon・楽天・Yahooで3冠をいただいていますが
「何がそんなにいいの?!」と思われる方も多いと思います。
ここでは、決して他者誹謗ではなく、
私自身が2-3年前まで初心者だったことも踏まえて
どんな金継ぎキットがあればいいなと思ってつぐキットを開発したのか、の経緯も含めて
つぐキットを作った本人が、この商品を自信を持ってオススメする理由を紹介させていただきます(๑˃̵ᴗ˂̵)و.
①伝統金継ぎで使う材料・道具が、必要最低限、全てそろっている
もしかして、「伝統金継ぎ」って何?と思われたでしょうか。
金継ぎは室町時代(15世紀くらい)から伝わる、日本の伝統的な器の修復技術なのですが
壊れた陶器の接着には、うるしの木から採取される「漆(うるし)」を用いてきました。
しかし近年では、アロンアルファなどの合成接着剤や、エポキシなどの合成樹脂があります。
こういったものを漆の代わりにして陶器を修復することも可能なのですが、工業製品なので基本的には食品安全法適合ではありません。
合成接着剤・樹脂を使って簡単に短時間で直す金継ぎ風のお直しを、最近では「簡易金継ぎ」と呼んでいます。
ここで、つぐキットは、昔から使われてきた漆や自然の材料のみを使った伝統金継ぎを可能にするものです。
伝統金継ぎにはたくさんの道具や材料が必要なので、一つ一つそろえるのは大変です。
一つ一つ購入すると分量が多く、コストが割高になったり、余ったりすることも多いです。
しかし、つぐキットには必要なものが全て、必要な分量だけ入っているので、無駄がありません。
ただし、小麦粉や水、消毒用のアルコールなど、ご家庭にあるものはご自身でご用意いただくことで
お値段をなんとか1万円以内におさめました。(つぐキット金の場合)
そのため、敷居が高い金継ぎを気軽に始めてみたい人には、当社のつぐキットがおすすめです。
②初心者でも失敗しないよう、分かりやすさに命をかけている
話がちょっと脱線しますが、つぐキットを開発した私、ゆきは、薬剤師の資格を持ってずっと製薬会社で勤めてきました。
薬は、それ単体で意味をなすものではなく、「情報」が命なのです。
社会人になって最初に入社した製薬会社でMR (Medical Representative: 医療情報提供者)として4年間お仕事をしました。
MRの役目は、薬の適正使用のための情報を、医療従事者にお届けすること。
せっかくの効果がある薬ですが、間違った使い方をすると、とんでもないことになるからです。
それ以来私は、商品やモノは売ればいいというものではなく、その使い方などの情報を適切にお届けするべきだと信じてきました。(薬に限らず!)
前置きが長くなりましたが、その信念がこの金継ぎキット開発で役立ったわけです。
つぐキットを適切に使っていただき、誰もが間違えずに、失敗せずに、最短ルートで金継ぎを楽しめるように
手順書とYouTube動画に命をかけました。
そして、一度作ったら終わりではなく
お客様の声を集めて、なんども反映して改定してきました。
金継ぎキットの手順書・動画を改訂する作業は、実はすごく大変で労力がいり、お金もかかりました。
それでも、お客様に最高の体験をしていただきたいのです。
手順書はフルカラーで、写真を超たくさん入れています。
最初は「シンプルにわかりやすく」をモットーにして6ページだったのですが
現在16ページにまで拡大し、一つ一つの写真を大きくし、金継ぎをきれいに仕上げるための注意するポイントも追記しました。
すでに5回改定しましたが、これからもどんどん良くしていきたいと思っています。
YouTubeでは、もっと手元をアップにして欲しいというご要望をもとに
プロに撮影を依頼し、漆を塗る様子や、粘り気の具合がわかるよう、綺麗な動画に仕上げました。
今後も金継ぎファンのために、もっと金継ぎ動画をアップしていきたいと思っています!
こんなに情報に力を入れている理由は、私が初心者だったとき、他の金継ぎキットも試しましたが、結構困ったからです。
きっと、職人さんとか、上級者だとイメージできるのかなーという感じの手順書で。。。
ここまで視覚的にもわかりやすく、情報量が多い手順書・動画があるキットは、つぐキット以外ないと思います。
それは、私の商品開発と改善への努力のと熱量だと思います。
誰も超えられないくらい、頑張ってきた自信があります (๑˃̵ᴗ˂̵)و.
(ただの金継ぎマニアなのかも・・・笑)