金継ぎで器をお直しするだけでは減らない色漆たち…せっかくたくさん集めたのに!!
左から、8gチューブの色漆8つと、弁柄と黒呂色漆。
それぞれの色漆がどんな発色をするか知っておくことと、蒔絵の練習を兼ねて、いろんなものにぬってみることにしました!(*´ー`*) Let’s go!!
まずは余った黒呂色漆で三辺地粉入れのフタにお絵かき◎ 猫と松の文様で、新年ぽくて縁起がいい感じに。
同じく金のフタに砥之粉を。砥粉なのか砥の粉なのか 砥之粉なのか…迷ったあげくこんな感じ。赤の色漆も、刺し色として足しました。(いつか外国人の目にも触れることを想定し、読めるようにアルファベット◎)
絵は「梅鶴(うめつる)」と呼ばれる文様。縁起良し。
続いて銀のフタにはもう少しカラフルに試してみることにしました。
刻苧綿のフタ。この絵は本屋さんで見た下の本の絵を見て。
新しい発見だったのが、購入してすぐ新品を開けたのに、青色の漆はすでに固かったこと!師匠に聞いたら、青色は固まりやすいんだとか。お教室では「片脳油(へんのうゆ)」を混ぜて少し溶かしてから色漆を使っていますが、お家に片脳油はなかったのでそのままGoしてしまいました。
そのため残念ながら青色のねずみは書きにくく、失敗して目と鼻がかけなかった泣。
最後に木粉入れのフタ。
こちらも本屋さんでたまたま見た本の表紙の挿絵を参考に。
タイトルが悲しい本ですが。。。
とまあこんな感じで描いて、漆風呂に1-2日入れて乾かしました◎ (「木粉」と書いた黒色漆が縮んでしまったのは、見る人が見ると分かるかも。。。)
ではでは、まとめです。
全部合わせてみると、文字の大きさやら統一感がなくて残念ですが、何もないプラスチックの容器に入れておくよりは、風情があって、良いということにしておきます。
容器が可愛らしくになったので、今年もたくさん金継ぎしたいです♪♪
コメント