「ほつ」、又は「ほつれ」と言いますが、器の表面がはがれるように欠けてしまった状態です。フチを何かにコツンとぶつけてしまったときに起き、ご家庭でもよく起こると思います。
何もしなくても使える程度のほつれでしたが、金継ぎしたがりの私に、友達が差し出してくれました(*´ー`*)
ということで、9個くらいある金継ぎの工程の後半~完成までを写真でご紹介いたします♪
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切子漆で埋めて、黒呂色漆の下塗りも完了。水研ぎをした後、弁柄漆で上塗りする直前です。
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弁柄漆を薄く塗ったあと、金蒔きしました。
(金撒きの様子の写真ないですが)
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「都(みやこ)の光」と呼ばれる金の延紛(のべふん)を使用しました。
その上に生正味漆(きじょうみうるし)を塗って1日乾かし、これからまさに鯛牙(たいき)で磨こうとしているところです。
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いい感じに光りました!
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遠目に見るとどこを金継ぎしたのか分からないくらいの小ささですが、一番上の右の角です。
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友達が自信をもってまた使えるようになり、うれしいことです♪
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