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ついに脱サラ!金継ぎ会社に人生をかけたYukiの今後

お久しぶりです!長らく投稿しておらず失礼しました…

会社をサボっていたわけではありません(`・ω・´) (ブログは更新できていませんでしたが…)
今年の3月2日に会社を設立して以来、24時間フル稼働で、様々なことに取り組んでおります。
ここで先月、一大決心をしました。

これまで弊社の金継ぎキットを購入いただいたお客様から様々なご要望をいただいて「もっと応えたい!」と思う反面、一人社長が身一つでサラリーマンを続けながらこの事業をつづけるには体力と時間の限界に達し、ついに、サラリーマンの方を退職することにしました。(これまで4年間努めた外資系製薬会社に退職願を出しました)

正式には9月中旬に退職なのでそれまで兼業は続きますが、今後は金継ぎ事業により多くの時間をかけ、より良い製品とサービスを提供したいと思っております!

ということで、ただいま忙しさMAXなのですが、重大発表があります!

金継ぎキットがパワーアップ!8月よりVer. 2販売予定!

金継ぎ手順書パワーアップ!

ミニマリストな私は、シンプルで小型の金継ぎキットに合うように、金継ぎキット手順書もページ数6枚にギュッと凝縮し、重要な手順のみ記載していました。
しかしVersion. 2では12ページに増やし、文字のフォントを大きく、写真も大きく見やすくしました!
また、「金継ぎのコツ」という、少し踏み込んだアドバイスも追記しました。

金継ぎキットの中身がパワーアップ!生漆の量3倍に!

以前、生漆はマニキュア型瓶入り10gを採用していました。マニキュアキャップに筆がついていて、初心者に使いやすく素晴らしかったのですが「もっとたくさん金継ぎしたい!」というお声に応えるため、生漆の量が3倍の30g入りのチューブタイプに変更することにしました。

よりシンプルな金継ぎの工程と、粉の見直し

これまで粉は木粉・砥粉・地粉・黒・弁柄の5種類を採用していましたが、初心者がより分かりやすいシンプルな工程にするために、地粉を抜いた4種類にしました。その代わり、木粉・砥粉・黒・弁柄それぞれの量をアップ!

さらにさらに、、、これは本当に苦労したのですが、、、 (゚´ω`゚) 。゚ ボトルに可愛いプリントデザイン!!!(今までシールでした)粉にあった可愛いデザインに仕上がって(そして私の大好きな文様入り!)お土産やプレゼントにもぴったり、気分が上がります!!

その他の改良

その他、竹へらを職人さんに作っていただき、より使いやすい形に改良し、水研ぎに使うクリスタル砥石は、耐水ペーパーに変更しました。
・・・・・
新しいキットは、今販売中のVer. 1がなくなり次第、順次販売開始を予定しているので、8月ごろお目見えするかと思います(*´∀`*)

一つ大切なことですが、これまでの金継ぎキットも、とっても素晴らしくて好評でした。こちらでも初心者が十分金継ぎできます。(YouTubeなど見ながら簡単にできた!という嬉しいお声もいただきました)しかし、商品はお客様に育てていただくものだと思っているので、いただいたご要望はできるだけ反映し、最初に作ったものに甘えず、どんどん良くしていきたいな、と思っています。

そして目指すは、海外での大々的な販売!まず日本で実績なければ、世界でも認めてもらえないと思っています。
日本で、これ以上ないくらい良い製品に育てて、早く海外に進出したい。まだまだハードルはありますが、一歩ずつ、頑張っていきます!!!

購入は当ホームページのショップと、アマゾンから (*^-^*)

オンライン金継ぎマッチングプラットフォーム「つぐつぐ」8月10日スタート!

↑初公開!現在構築中の「つぐつぐ」トップページ

つぐつぐ」は私の夢でした。
金継ぎの会社をつくる!と最初に考えた1年前の1番最初からのアイデア、「つぐつぐ」。会社を設立してすぐにITシステム構築にとりかかり、5ヶ月を経て、やっとスタートしようとしています。

つぐつぐ」で、できること

つぐつぐについてはまた後日詳しく書こうと思いますが、主に下記の機能があります。

  1. 職人さんのプロフィールをみて、信頼できる方に金継ぎを依頼できる(逆に、金継ぎできる人は、金継ぎ修理サービスを提供できる!)
  2. 職人さんに、金継ぎ以外の手仕事を依頼できる、(逆に、職人さんは、自身の手仕事をアピールし、より活躍できる!)
  3. だれでも、「割れた器」を売買できる→金継ぎ教室に通っていて、練習用うつわがない方はにぴったり!
  4. だれでも、「金継ぎした器」を売買できる→意外に売っていなかった金継ぎ器を、売ってみよう!買ってみよう!

ということで現在、システム動作確認の真っ最中。これでイケる!と思って設計していても、いざ使ってみると「あれっ?」と意外な発見があるもの。ここをもっと、こういう風に!と、どこまでできるかの限界を、頑張っております。

完璧を求めすぎると、今度はいつまでたってもローンチができなくなります。現時点で基本的機能は備わっているものの、「つぐつぐ」もユーザーのみなさまと一緒に、より使いやすいサイトに育てていきたいと思っています^^

日本発、世界初のつぐつぐ

これまで、靴の修理、服の修理、時計の修理…はありました。でも、大切な器が壊れた時に、器の修理やさん、というのは、そんなに身近かになかったのではないでしょうか?
毎日使っている食器なのに…!
しかし、日本には、世界に誇る伝統技術、「金継ぎ」があるではないか!

もちろん、金継ぎ職人さんはこれまでもいました。ご自身で集客して、すでに大活躍されている方もたくさんいらっしゃいます(金継ぎストインタビューのブログも読んでみてくださいね!)しかし、一般の人が、器が割れた時に、真っ先に「修理に出そう!」という発想にいたらないですし器を直したいと思っても、どこに依頼して良いかわからない人が多かったのではないでしょうか。

私が昨年10月に独自で111人の女性にとったwebアンケートでは、金継ぎの認知率は40%しかありませんでした。(男性はもっと知らないのでは?!)
このつぐつぐをつくり、私が全てをかけて世の中に大々的に広めることで、大切な器が割れた時に、信頼できる職人さんがみつかる場所として、貢献したい!

「職人さん」と言わないまでも、実は金継ぎ教室で腕を磨き、金継ぎ修理を行っている方が多々います。(隠れ金継ぎスト、と勝手に呼んでいます)
SNSで不意に発見する隠れ金継ぎストさん!ぜひ「つぐつぐ」に登録して、たくさんの方の割れた器を救って欲しいです!

金継ぎできる人と、壊れた器に悲しむ人をつなぐ、「つぐつぐ」。
壊れた器のピースをつなぐことで、こころをつなぐ「つぐつぐ」。
金継ぎが広まれば、材料の漆(うるし)がもっと使われ、低迷している漆産業ももっと活気づけることができる「つぐつぐ」。

日本人は器が割れたら、金継ぎで直す、というのが習慣化し、世界に誇れる文化にしたい!

つぐつぐの最新情報をゲット!

↑現在の「つぐつぐ」リンクにある仮の登録画面
ニックネームとメールアドレスを登録してみてください^^ 「つぐつぐ」はこちら:https://tsugu2.com

つぐつぐが公開したら、真っ先にご連絡します!ちなみに、つぐつぐの登録は、誰でもずっと無料です。

最後に

久々にブログを書いたら、最近の活動を熱く語ってしまいました (^^;)
それでも、まだ全て語りきれていないのですが、金継ぎキットも、つぐつぐも、これから新しく始動していきますので今後とも応援をよろしくお願いします!!!

by 金継ぎスト・Yuki

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