また一つ、美しい作品が完成しましたので、その歴史とともにご紹介します(๑•᎑•๑)
すごく小さな欠けで、刻苧(こくそ)を塗るのが難しかったあの頃…
生漆を塗るも、力を入れて研いだらぽろっととれてしまいやり直したこの頃…
でもいよいよしっかり形になり…
生漆で固め…
やさしく水研ぎをし…
気が付いたら金が撒かれておりました。
そして、鯛牙(たいき)で磨いて光沢を。
完成です◎不思議な形をした小さい器。
斜めからのショット
ちなみにこの器、たまたま入ったお店で定価2500円だったのを、欠けているからと値切って300円で売ってもらったんです◎
右下にボタンみたいなデザイン
器は 渡辺 キエ さんの作品。偶然の出会いに感謝(๑•᎑•๑)
渡辺キエ – 磁器作家(益子)
濱田庄司に憧れ陶芸を始め、益子に移り住み制作を続ける。ロクロで挽いた原型から石膏型を作り、液体状にした磁土を流し込み方から取り出し乾燥させ、素焼き後、釉薬をかけ第二酸化鉄で線を引いた作品です。 http://klala.net/wordpress/?cat=59
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