金継ぎ教室つぐつぐ

金継ぎ教室に行く前に準備するもの

(え、なんか準備いるの?(((´・Д・`))))

年末が近づき、今年やりたかったけど結局できなかったことの一つに「金継ぎ」はありませんか?(結構よく耳にします…)自分でやろうと思っていて、ずっと踏ん切りがつかなかったあなたは、もう金継ぎ教室に参加してしまうのが早い!!
2020年12月〜2021年1月に開講する、滑り込みの金継ぎ教室を東京・四谷で開催しますので是非ご参加ください。

今回は、金継ぎ教室に通うことを決めたあなた!あるいは、予約しようか迷っているあなたに!
「金継ぎ教室に行く前に準備するもの」をご紹介します!

金継ぎ教室側が用意してくれるもの

  • はさみ(教室による)
  • ティッシュ
  • カッター(教室による、自分で持参がおすすめ)
  • 小麦粉(教室による)
  • 油(菜種油、キャノーラ油)
  • テレピン
  • 金継ぎキット(教室に用意があり、初回に購入が必要なことが多い)

自分で準備するもの!

金継ぎ教室にもよりますが、おおよそ下記のようなものの準備が必要になります。

  • 金継ぎする器(Max3つ)
  • 器を持ち帰る箱・袋
  • 金継ぎにふさわしい服装
  • 自宅にあるような金継ぎ道具

ひとつひとつ紹介していきます!

割れた・欠けた器

1レッスンで作業できるのは、器の破損度にもよりますが、最大3つくらいと考えるのが良いでしょう。ただし、バキバキ(3つ以上)に割れた器があると、結構時間がかかります。かといって、小さくかけた器1点だと、レッスン中の時間が余るかもしれません。

割れた器1つと、欠けた器2つで、合計3つくらいあると、ちょうど良いと思います。
欠けた器のみの持参だと、それほど時間がかからないため、一度にもっとたくさん金継ぎできる可能性があります。(しかも、「割れの接着」という1つの工程をスキップすることができ、早く仕上がります)

よくわからない方は、事前に先生に写真を送って相談するか、直接教室に器を多めに持っていって、先生に聞いて見ましょう。

そんなに壊れた器持ってないよー!というあなた。今から親・友人・知人に聞いてみてください!
他の方の器を金継ぎしてあげると、とっても喜ばれますよ!(๑˃̵ᴗ˂̵)و.

練習のために自分で器を割る人

練習のためにと、100均などの安い器を、自分で割って持ってくる方もいます。
しかし、注意が必要です!自分で意図的に割ると、想像以上に何分割にも、バキバキになることが多いです。(100均で売っている磁器の器たちは、すごく硬い。)

すごく複雑な金継ぎになる上に、思い入れのないバキバキの器に純金を使って仕上げるのは、時間もお金ももったいない気がします。そして、金継ぎに身が入らないです。(私も実践済み)

他の方の器や、自分が愛着を持っている器を金継ぎするほうが、はるかに楽しいし、がんばれます!年末、欠けた器が家で眠っている方も多いと思いますので、他の方の器を直すことで、素敵な新年のプレゼントにできますし自分も金継ぎが上達して、一石二鳥になります♪

20分割以上に割れたうつわ。これは一生終わらない気がする…
でも友人のだから、頑張る(゚´ω`゚) 。゚

服装

(↑服装は完全防御体制で挑む金継ぎ)

天然の漆を使った伝統金継ぎは、自然の材料のみを使用するため、食器にも使えて安心。しかし、漆は皮膚につくと、かぶれることがあります。今は冬なので半袖の方はいないと思いますが、長袖を着て、できればアームカバーもして金継ぎの作業中は必ずゴム手袋をしましょう。

また漆が服につくととれにくいのでエプロンを持参するか、汚れても良い服装で参加しましょう。
アームカバー・エプロンは教室によって貸し出しているところと、そうでないところがあります。何度も使うものですので、ご持参することをおすすめします。

またゴム手袋は使い捨てですので、自分で多めに買って持っていくか、金継ぎ教室によってはその場で購入することができます。ラテックスフリーや、パウダーフリーのゴム手袋が良い方は、ご自身で購入して持参することをおすすめします。
金継ぎ教室にあるゴム手袋は、安い、ラテックスで、中に粉が入っているものが多いです。(私が販売する金継ぎキットには、ラテックスフリーでパウダーフリーのゴム手袋が1セットついています)

また、漆を使って作業をするときに髪の毛については大変!髪が長い人はまとめるため、髪留めを持参しましょう。

最低必要な道具

(↑参考↑金継ぎキット購入時に、自分で準備するもの)

ティッシュ・はさみ・小麦粉・油・水・A4の紙・食品用ラップ・輪ゴムは、金継ぎ教室で用意しているところが多いです。カッターも金継ぎ教室に用意があるかもしれませんが、途中の工程でたくさん使うことがあるので、自分のカッターを持っていった方が良いです。

漆風呂(金継ぎ中に器に塗った漆を乾かすための場所)は、金継ぎ教室によって用意のあるところと、ないところがあります。例えば、カフェや公民館など、場所を借りて行っている金継ぎ教室では、器を置いておくことができないので基本的に金継ぎ中の器は自宅に持ち帰り、自分で漆風呂を作って、器を入れて保管することになります。
その場合は、持ち帰るための、器が入る箱と手提げ袋を持参しましょう。

漆風呂は、自宅にあるもので簡単に作れます。必要なのは、蓋付きの段ボールや木箱など密封できる容器と、雑巾と、シート。
漆が乾く(固まる)には温度20-30度、かつ、湿度70-85%の条件が必要なので、箱の中にシートを引いて、その上に濡れ雑巾を置いて、器を入れて保管します。日本の冬は乾燥して寒いので、この条件に保つのが難しい!
できるだけあたたかい場所に漆風呂を置いて、雑巾はこまめに湿らせてください!

一方、ずっと金継ぎ教室を行っている店舗では、漆風呂が備え付けられていて、置いて帰ることができるところもあります。私が2021年2月にオープンする金継ぎ専門ショップでも、漆風呂をおこうと思っています(`・ω・´)
ただし、お客様がずっと放置している器があって、漆風呂がパンパンになっているお教室もあるよう。。。

みなさま、金継ぎ教室には定期的に通って、大切な器は完成したら持ち帰りましょうね♪

教室に行く前に準備するもの・まとめ

以上をまとめますと、

  • 金継ぎする器(Max3つ)
  • 器を持ち帰る箱・袋
  • 金継ぎにふさわしい服装
  • 自宅にあるような金継ぎ道具

を事前に準備して、金継ぎ教室を十分に楽しみましょう♪

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