漆の世界は深いもので、金継ぎをやっていると蒔絵を習いたくなるものです。(その逆もしかり)
年内最後 、ずっと忙しくて行けていなかった蒔絵教室にいってきましたので、その様子をご紹介(⁎˃ᴗ˂⁎)
私が通っているのはここ ⇒ 蒔絵スタジオ祥幹 http://www.makieshi.com/
松田 祥幹(まつだ しょうかん) 先生は石川県の茶道作家に師事し茶道具の修行をされ、その後いくつもの賞を取られた、本格的な蒔絵師の先生です。(私は別の先生の曜日に通っており、まだ直接指導を受けたことはありませんが)
今日一日で全部実施したわけではなく、過去の分を含めてご紹介します。(漆を乾かすのに日を置かなければならないので。)
蒔絵は、絵を描いているときは楽しいんですが、磨くのが大変で少し恐怖です。。。平日の仕事後のへとへとな状態で蒔絵教室に行って、30分以上コンパウンド(磨き粉)を含ませたコットンで力を入れて磨き続ける…( ´•̥̥̥ω•̥̥̥`)
光ったらしい。もはやよく分からないくらい疲れている。
一旦「キハツ」で拭いて、さらにコンパウンドで軽く磨いて、やっと出来上がり!!
今日お持ち帰りしました(๑•᎑•๑)
もう一つの赤の板の「盛り上げ」の蒔絵課題の方もLet’s go!!! (。•ㅅ•。)
盛り上げて金粉を撒いていたので、それを磨くところ↑
この時は肩が死ぬかと思いました…そして今日は、盛り上げたところに葉脈を描いていきます。
白い色鉛筆で下書きをするところ↓
そしてようやく、一番楽しい、漆で線描き!!
超集中(๑و•̀ω•́)
線描きの後、No.3の蒔絵用銀紛(丸紛)を撒いていきます。全体に素早く銀を撒いて、すぐに落として、それを拾ってまた撒いて…を3回繰り返し銀まみれになる…(右下)
漆風呂で乾かします(⑅•ᴗ•⑅)
次回は1月、どんなふうに銀粉が漆に載っているか、楽しみです♪♪
※2020年3月30日:松田祥幹先生のご略歴に誤りがありましたので修正しました。
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