金継ぎ教室初心者体験記

【金継ぎ教室 初心者の体験実録】12日目|もったいない!高価な金粉は仕上げで1粒残らず回収せよ!

前回金を蒔いたお皿の続きです(^^)

金継ぎ 余分な金粉を回収します。
(結構回収できた!)

まず、金をいっぱい載せて放置していたので、余分な金を回収します。ちなみに金粉の種類は平極粉(延粉)です。

金継ぎ 紛固め(ふんがため)です。蒔絵筆を使うので、まず筆の準備

金粉は超高いので少し安堵(*´ω`*)
続いて紛固め(ふんがため)です。蒔絵筆を使うので、まず筆の準備。
エタノールで洗ってティッシュで拭くのを2、3回。

続いて定盤の上に生正味(きじょうみ)うるしを米粒2つ分の量をのせ、それと同量の灯油をヘラで混ぜます。生正味うるしは日本産の漆で、中国産の漆に比べ表面がカリっと乾くことから、金継ぎの仕上げに使うことがあるそうです。ここまでの工程ではゴム質が多い中国産の漆の方が金継ぎに適しているんだとか。

金継ぎ 定盤の上に出した生正味(きじょうみ)うるし
(返却してください)

金継ぎ 定盤の上に出した生正味(きじょうみ)うるしと灯油
金継ぎ 金を載せた部分に塗っていく

これを金を載せた部分に塗っていきます。はみ出さない方がいいけど、少しならはみ出してOK。

四つ折りしたティッシュで抑えているところ

そして、四つ折りしたティッシュで5回抑えて 、色がつかなくなってからさらに2回抑えます。ティッシュの同じ場所で抑えないように注意。

漆風呂に入れて8時間寝かせます◎


銀のお皿も銀粉を回収しました。

銀継ぎ 銀粉回収前の様子
Before
銀継ぎ 銀粉回収後の様子
After
銀継ぎ 裏面にも銀粉をのせていく様子

片面しか銀粉をのせていなかったので、今日は裏面にも銀を蒔きます。まず白色漆をはみ出さないよう薄く塗り、銀を蒔きます◎


黒呂色漆を塗ったお皿と黒呂色漆のチューブ

さらに!黒呂色漆塗って水研ぎしていたお皿があと2つあるので、1つは黒色に仕上げることにしました!いつもの黒呂色漆うるしぬるだけ…あまり芸がないけど、粉を蒔かないものはこれで終了してしまいました。

ついに金継ぎの工程も終盤になって、次の工程で最後!お皿もお持ち帰りできるとのこと‼️金継ぎの全体が見えて、金継ぎプロに向けた道に光が射してきました(´ー`)

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