最近「見立てる」という昔からの美しい技を習得しようと、うつわを一つ一つ別の角度から眺めています(*´ω`*)
吉田直嗣さん*の素朴なお皿。闇継ぎ(やみつぎ)として、黒呂色うるし単色で仕上げてもよかったのですが、何かアクセントをと眺めていたところ、西遊記の觔斗雲(きんとうん)が見えてきました…
レッツゴー!
元はシンプルなお皿。
刻苧(こくそ)で埋めました。
黒呂色うるしを塗った所をよーく見つめる…
雲文様を紙に書いて練習してみる。
心の準備ができず、定盤の上でも雲文様を描いてみる。
白地に白色うるしなので見えないかな…
いざ、下書きをみながら直に描いていきます!!
どうだ!!!
銀、撒いていきます!
おりゃっ!!
段ボールの漆風呂で乾かします。(湿度は80%ですが)
1-2日おいて、余分な銀粉を回収して現れた雲文様!!
磨いて、できあがり!!!
雑誌の上でやっているので、背景サンタさんですが笑。
白色うるしの量が厚かったので、銀が入るとぼやけてしまいました…次回から下地のうるしは薄く細めに塗ろうと思います(`・ω・´)ゞ 友達にお返しするのが楽しみです♪♪
*吉田直嗣さん: 陶芸作家。1976年、静岡県生まれ。東京造形大学卒業後、陶芸家黒田泰蔵氏に師事。2003年、静岡県駿東郡、富士山のふもとに築窯。以降同地にて、器を中心に陶磁器の作品を制作。
(https://rectohall.com/onlineshop/products/list.php?category_id=74より引用)
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