前回金を蒔いたお皿の続きです(^^)
まず、金をいっぱい載せて放置していたので、余分な金を回収します。ちなみに金粉の種類は平極粉(延粉)です。
金粉は超高いので少し安堵(*´ω`*)
続いて紛固め(ふんがため)です。蒔絵筆を使うので、まず筆の準備。
エタノールで洗ってティッシュで拭くのを2、3回。
続いて定盤の上に生正味(きじょうみ)うるしを米粒2つ分の量をのせ、それと同量の灯油をヘラで混ぜます。生正味うるしは日本産の漆で、中国産の漆に比べ表面がカリっと乾くことから、金継ぎの仕上げに使うことがあるそうです。ここまでの工程ではゴム質が多い中国産の漆の方が金継ぎに適しているんだとか。
これを金を載せた部分に塗っていきます。はみ出さない方がいいけど、少しならはみ出してOK。
そして、四つ折りしたティッシュで5回抑えて 、色がつかなくなってからさらに2回抑えます。ティッシュの同じ場所で抑えないように注意。
漆風呂に入れて8時間寝かせます◎
銀のお皿も銀粉を回収しました。
片面しか銀粉をのせていなかったので、今日は裏面にも銀を蒔きます。まず白色漆をはみ出さないよう薄く塗り、銀を蒔きます◎
さらに!黒呂色漆塗って水研ぎしていたお皿があと2つあるので、1つは黒色に仕上げることにしました!いつもの黒呂色漆うるしぬるだけ…あまり芸がないけど、粉を蒔かないものはこれで終了してしまいました。
ついに金継ぎの工程も終盤になって、次の工程で最後!お皿もお持ち帰りできるとのこと‼️金継ぎの全体が見えて、金継ぎプロに向けた道に光が射してきました(´ー`)
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